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サイトに訪れるユーザーのリピーター数を増やすには?
ここでは、サイトに訪れた方が再び訪問してくれる機会を作る方法を模索しながら紹介していきます。
自社のWebサイトの新規率とリピート率を見てみましょう
下の図は弊社が運営するとあるサービスのレポート(Google Analytics)です。
ユーザータブの行動の中にある、新規顧客とリピーターを見てみましょう。
Google Analytics
この中には「Returning Visitor」と「New Visitor」に分類された表とグラフが表示されています。
Returning Visitorについては、サイトの種類によって目安にできるラインがあります。
EC系のWebサイト:30~40%程度~
ブログなど読み物系の新規ユーザーが集まりやすいWebサイトは、40%程度~
ツールやサービスなどのリピーターが集まりやすいサイトは、50%程度~
参考サイト
SEOラボ
最近メールのクリック率が下がってきていませんか?
多くのSNSが台頭し、プロモーションの一部をSNSが担うようになった現在でも、メールからサイトに戻ってきてくれる数は多く、決して無視できるものではありません。
下の図を見てみましょう。
お知らせをどの媒体を通じて読んでいるかのアンケートに対して、その割合はメールが頭一つ抜けているといえます。
Q:会社やお店からのお知らせを、どのメディアでよく読んでいますか?【上位2つ】(複数選択可)
しかし、受信したメールやメッセージに対するクリック率はどうでしょうか。
ECサイトにおける一般的なメールであれば1%前後、良くても3~5%程度という方が多いのではないでしょうか。
一方で、LINEでのクリック率は15%以上、中には25%という例もあるようです。
これではメールがいくらプロモーションの方法として普及していても、効果が薄く感じられることもあるでしょう。
そこで、ここではメールのクリック率の低下を逆手にとって、サイトの再訪問につなげる方法を紹介していきます。
メールを読んでくれていない人にプッシュ通知を送る
メールを送信されてから開封せずに一定時間が経過した場合に、プッシュ通知を送信することでサイトに呼び戻すきっかけを作ります。
例
- 初めてサイトに訪れる(ポップアップでメルマガ登録を促され登録する)
- メルマガを配信(本来はこの段階で開封、クリックされてほしい)
- プッシュ通知送信(メールを読んでいなかったことに気づいてクリック)
7日後…
今までクリック率が低かった原因が「単に興味がない」のか「メールに気づいていない」のか分からず、何度もメールを配信することで呼び戻そうとしていたのなら、これを機にプッシュ通知に切り替えてもいいかもしれません。
メールを読んでくれていない人にメールを送る
メールを送信されてから開封せずに一定時間が経過した場合に、別のメールを送信することでサイトに呼び戻すきっかけを作ります。
例
- 初めてサイトに訪れる(ポップアップでメルマガ登録を促され登録する)
- メルマガを配信(ここで開封やクリックした人はサイト上で購入を促すポップアップを表示させる)
- メールを7日間開封していない人にメルマガを配信し、ここで開封・クリックした人には、サイト上で「久しぶりの人限定のクーポン」を表示させます。
7日後…
今までクリック率が低かった原因が「単に興味がない」のか「メールに気づいていない」のか分からず、何度もメールを配信することで呼び戻そうとしていたのなら、これを機にプッシュ通知に切り替えてもいいかもしれません。