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【前編】Web接客とメール配信の有効性
Web接客ツールのCombeezを取り入れると、お客様のサイト(ECサイト・コーポレートサイト)にWeb接客ツールのプッシュ通知とポップアップを表示することができます。
このWeb接客ツールのプッシュ通知は、サイト利用者が通知を許可すると、お客様のサイトの最新情報や更新情報をサイト利用者のスマートフォンやパソコンにダイレクトに知らせることができます。
Web接客ツールのポップアップは、商品やサービスの訴求だけでなく、チャット機能を活用すれば、サイト利用者の疑問にリアルタイムで答えることができます。
そのような、便利なWeb接客ツールにはさまざまな機能があり、そのなかから、今回はメール配信について、ご紹介したいと思います。
Web接客ツールのポップアップは、商品やサービスの紹介だけでなく、サイト利用者に対してメール配信の登録を案内することができます。
Web接客とメール配信をうまくかけ合わせることで、サイト利用者の購買意欲が高まる可能性があります。
まずは、メール配信の必要性やメールマーケティング方法について解説したいと思います。
メール配信もコミュニケーションツール
サイト利用者とのコミュニケーションはとても大切です。
日々、コミュニケーションを繰り返すことで、商品やサービスの購入につながったり、サイト利用者がお客様の事業(ECサイトやコーポレートサイト)のファンになる可能性が高まります。
普段、お客様が活用している、コミュニケーションツールの使い方は以下の方法ではないでしょうか?
例
- 電話でのやり取り
- 問い合わせフォームを介してくる連絡への返信
- SNSを通じての対応
など、さまざまなツールを駆使しているかと思います。
数多くある、コミュニケーションツールを活用して、
「もう、これ以上のツールはないだろう」
と思っている方もいるかもしれませんが、ひとつ忘れていませんか?
それは、メール配信です。
メール配信というと、
「自社の情報や商品の情報などを一方的に送っているだけ」
「メール配信しても、サイト利用者からのレスポンスが少ないのでは?」
などと、思われる方もいるかもしれません。
ただ、そういったようなことはなく、メール配信を通じてコミュニケーションを行うことはできます。
まずは、「メール配信で何ができるか?」について解説していきたいと思います。
当社提供のメール配信システムである、Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)のサイト内には、実用例などをご紹介していますので、参考にしてみてください。
メールで商品を訴求して利用者とつながる
メール配信はサイト利用者に対して、お客様に伝えたい自社の情報や商品、サービスの情報、期間限定のキャンペーンなどを的確に送ることができます。
もちろん、メール配信に登録している方には、対象者に向けてお礼のメールも送ることが可能です。
メール配信を行うことで得られるコミュニケーションは、以下のとおりです。
例
- メール配信を見たサイト利用者が、サイトに訪問して閲覧や商品などを購入する
- メール配信の情報が気になって問い合わせてくる
といった、アクション(行動)が見込めます。
こうした、動きもコミュニケーションのひとつと考えても良いのではないでしょうか?
サイト運営側の一方的な情報発信で終わると、コミュニケーションは成立しませんが、サイト利用者側がお客様の期待にしっかりと応える気持ちがあれば、「メール配信に対しレスポンスがあった」と考えてもいいでしょう。
レスポンスがあるということは、直接的な接客応対がなくても、意思疎通ができたと捉えても良いかもしれません。
メールマーケティングは必須
メール配信を行う場合、メールマーケティングは重要な作業となっています。
さまざまな方法でメールマーケティングは行われますが、一つの方法として、開封率、クリック率、反応率の計測は大切な作業です。
ここでは、メール配信への反応を数値化する必要性と計測方法について解説します。
開封率の計測方法はこれ
開封率を計算すると、メール配信に表記しているタイトル名の効果や配信を行った月日と時間帯の効果を知ることができます。
計算方法としては、
メール開封数 ÷ 有効配信数 × 100 = 開封率(%)
となります。
有効配信数は、総配信数に対して不配(宛先不明など)となった件数を引いたものです。
具体的な数字で計算すると、仮にサイト利用者にメール配信を1,000件行い、うち25件が不配となりました。
そして、開封された数が、仮に200件だとします。
これらの数字を計算式に当てはめると、
200 ÷ (1,000 – 25)× 100 = 20.5%
開封率は、20.5%となります。
クリック率の計算方法
クリック率とは、先述したとおり、メール配信の本文内にあるURLが何回クリックされたかを数値化したものです。
クリック率の変化を追うことで、メール配信が効果的だったかを客観視することができます。
計算方法としては、
クリック数 ÷ 有効配信数 × 100 = クリック率(%)
となります。
こちらも開封率の計算と同じで、仮にメール配信1,000件行い、うち25件が不配となったとします。
そして、URLのクリックが100回あったと仮定します。
これらの数字を計算式に当てはめると、
100 ÷ (1,000-25) × 100 = 10.25(%)
クリック率は、10.25%となります。
反応率も計算できる
反応率とは、開封率やクリック率と違い、開封されたメール数とクリックされた回数で計算されます。
反応率を算出する目的としては、メール配信の本文内容の評価を行うためです。
計算方法としては、
クリック数 ÷ メール開封数 × 100 = 反応率(%)
となります。
そして、開封数200件に対して、クリックされた回数が100回あったと仮定します。
これらの数字を計算式に当てはめると、
100 ÷ 200 × 100 = 50%
反応率は、50%となります。
数値化して結果分かること
計算の結果、分かることを簡単にまとめると…
- 開封率は、メール配信のタイトルや配信日時の評価
- クリック率は、メール配信そのもの評価
- 反応率は、メール配信の本文内容の評価
などを見ることができます。
メール配信の結果を数値化して分析することで、次により良いメール配信を行うことができ、サイト利用者に対して、的確な情報を送ることができます。
これらの効果により、商品やサービスの購入が高まったり、逆にサイト利用者の反応をうかがえるため、メール配信やサイトの改善につなげることができます。
開封率の重要性や計測方法などについては、当社が提供する、メール配信のCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)内で、さらに詳しく解説していますので、こちらも合わせてご参照ください。
Combz Mail PLUSがおすすめ!
Web接客ツールのCombeezを導入することで、Web接客ツールのポップアップを使うことができます。
そして、ポップアップからメール配信の申し込みをサイト利用者に案内できます。
まずは、メール配信の準備を進めてみませんか?
当社が提供する、メール配信システムのCombz Mail PLUSは、経路探索型アルゴリズムを導入した配信システムにより、高速かつ確実なメール配信を行います。
さらに、独自のセキュリティシステムの構築はもちろん、第三者機関の認証として、ISO 27001 ( ISMS )を取得しています。
導入から運用のご相談も受け付けており、お客様専属のサポートを実現しています。
まずは、Combz Mail PLUSの無料アカウント登録でメール配信にチャレンジしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メール配信を有効活用することで、サイト利用者に対して商品やサービスの訴求だけでなく、お客様のサイトのファンを増やすことができます。
また、メール配信による開封率、クリック率、反応率、メルマガ読後による、サイトへのアクセスは、十分サイト利用者からレスポンスがあったと考えられ、コミュニケーションがはかれたと思っても良いのではないでしょうか?
さまざまなツールを駆使して、サイト利用者とのつながりを大切にすることは、イコール、コミュニケーションのひとつだと考えられます。
そして、サイト利用者への反応を良くするために、あらゆるブラッシュアップを行うことは、サイト利用者への返信と捉えてもいいかもしれません。
今回は、メール配信の必要性とマーケティングについて解説しましたが、次回はメール配信の開封率の低下理由、改善方法について、ご紹介したいと思います。