「一生懸命メルマガを書いているのに、なかなか開封されない」
「メルマガをどんな構成にすればいいか迷っている」
そんな悩みをお持ちのメルマガ担当者様も多いのではないでしょうか？
読者に愛され、成果につながるメルマガを作るためには、読者のニーズに合った「型」を選ぶことが重要です！
そこで今回は、自社X（旧Twitter）で実施した独自アンケートをもとに、読者が本当に「読みたい」と感じているメルマガの書き方を調査しました。
ランキング結果の発表とともに、それぞれの特徴やメリット、そして「自社にはどのスタイルが合っているのか」を見極めるための具体的な判断基準までを詳しく解説します！
これからファンを増やしていきたい方は、ぜひ参考にしてください✨
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メルマガの書き方の種類
今回はメルマガの書き方を大きく3つのタイプに分けてアンケートを取ってみました！
読み物として楽しめる「エッセイ型」
セミナーズのメルマガより
読者との心の距離をぐっと縮め、信頼関係を築きたいときに、とても効果的なのがこの「エッセイ型」です。
商品やサービスの宣伝ばかりではなく、メルマガ担当者の日常でのちょっとした気づきや、仕事の裏話などを、等身大の言葉で語りかけます。
このスタイルの良さは、画面の向こうにいる中の人を知ってもらえる点にあります！
その結果「情報は他でも手に入るけれど、〇〇さんの視点で書かれたこのメルマガだから読みたい」というファンが増え、開封率も底上げされます。
いきなり長文を書かなくても、まずは編集後記のような短いコーナーから、担当者の人柄を少しずつ出してみるのもおすすめです！
効率的に情報が読める「まとめ型」
情報の網羅性と効率を最優先し、忙しい読者の役に立つことに特化した書き方です。
業界の最新ニュースや、自社ブログの更新情報、セミナーの告知などを整理し、サッと目を通せるダイジェスト形式で届けます。
この形式は、読み手にとって「短時間で必要な情報をざっと把握できる」という大きなメリットがあります。
情報があふれかえる現代において、自分に関係のある情報だけを選りすぐって届けてくれる存在は、とてもありがたいものですよね😊
「このメルマガさえ見ておけば、今のトレンドや重要事項がわかる」という信頼を得られれば、必ずチェックしてもらえる媒体になります。
特に、日々の業務に追われているビジネス層や、タイムパフォーマンスを重視する層からは、非常に喜ばれるスタイルです！
読者交流できる「Q&A型」
一方的な情報発信ではなく、やり取りを通じて読者との絆を深めるための書き方です。
読者から寄せられた質問をピックアップし、それに対してプロの視点から回答する形式をとります。
自分と同じような悩みを持つ他者の質問は、読み手にとっても非常に関心が高いコンテンツです。
具体的な悩みにズバリ答えることで「私たちの課題をよく分かってくれている」という親近感とともに、その分野の専門家としての信頼感も高まります。
構成としても「読者の質問の紹介」→「回答」→「プラスアルファの補足アドバイス」という流れが作りやすいです。
アンケート結果
| 1位 読み物として楽しめる「エッセイ型」 2位 要点がまとまった「まとめ型」 3位 読者交流できる「Q&A型」 |
1位に選ばれたのは「エッセイ型」でした。
この結果から、今のメルマガ読者が求めているのは、単なる情報の羅列ではなく、書き手の人柄や考え方そのものであることがわかります。
検索エンジンやAIを使えば、知りたい情報の答えはすぐに見つかる時代です。
だからこそ「このニュースについて、この人はどう感じたのか？」「どんな失敗をして、そこから何を学んだのか？」といった、その人にしか語れない人間味のあるストーリーに価値が生まれているのです。
書き手の体温が伝わるような文章は、他との大きな差別化になり、自然とファンを増やしていきます。
日々の気づきや素直な感情をさらけ出すことこそが、読者との距離を縮め、開封率アップにつながる近道です。
第2位には「まとめ型」が入りました。
1位のエッセイ型が「読み物としての楽しさ」を提供しているのに対し、こちらは「効率と実用性」が評価されています。
「忙しいから、情報収集には時間をかけたくない」と考えている層が求めているのは、簡潔な答えと、短時間で全体像を掴める網羅性ではないでしょうか。
このタイプの読者は、長い前置きや情緒的な表現よりも、とにかくタイムパフォーマンスの良さを重視しています。
そのため、1位とは対照的に、書き手の個人的な意見はあえて控えめにし、事実や要点を簡潔にまとめて届けるようなスタンスが喜ばれる傾向にあります。
第3位となったのは「Q&A型」です！
読者からの質問に答える形式は、親しみやすく役に立つコンテンツではありますが、上位2つと比べると、少し中途半端な位置付けにあることが見えてきました。
Q&Aは基本的に「特定の誰かの、特定の悩み」を深く掘り下げる形をとります。
そのため、その質問内容が自分にも当てはまると感じる読者には深く刺さる一方で、そうではない読者が「その悩みは今の自分には関係ない」と感じた瞬間、メルマガ全体の価値がなくなってしまうという難しさがあります。
効率よく情報を得たい層にとっては、一つのテーマをじっくり掘り下げるQ&Aは、「ピンポイントすぎて効率が悪い」と感じられてしまうこともあるようです。
もちろん、Q&A型がダメというわけではありませんが、毎回メインの構成にするよりは、エッセイやまとめ型の合間にアクセントとして入れたり、読者の悩みがかなり似通っている場合に限定したりするなど、少し工夫が必要な形式と言えそうです。
結局どの書き方がいいの？
アンケート結果を見ると「結局、自分の会社にはどっちが合っているんだろう？」と迷ってしまいますよね。
ここでは、自社にぴったりのスタイルを見つける方法を見ていきましょう！
読者の「ファン化」を目指すなら、読み物（エッセイ型）一択
検索やAIを使えば一般的な正解なんてすぐに見つかる世の中だからこそ、ありきたりな説明だけでは読者の心をつなぎ留めるのは難しくなっています。
そこで強い武器になるのが、担当者ならではの「失敗談」や「独自の感想」です。
「実は先月、こんなミスをしてしまいまして…」といった人間味のあるエピソードは、AIには決して書けないオリジナルコンテンツですし、読者との距離を一気に縮めてくれます。
また、HTMLメールを使えばWebサイトのようにメルマガデザインを作り込めるので、世界観を伝えやすく、ブランド自体のファンにもなってくれるかもしれません！
もし今の課題が「開封はされるけど反応が薄い」「他社との違いが出せていない」という点にあるなら、迷わずエッセイ型を取り入れて、ファン作りを始めてみるのがおすすめです。
迷ったら「ABテスト」で数字に聞く
どっちのスタイルが自社の読者に響くのか判断がつかない場合は、実際に両方のパターンを配信してみて、読者の反応を数字で比べる「ABテスト」をやってみるのが一番確実でリスクも少ない方法です。
ABテストというのは、配信リストを半分ずつなどに分けて、違うパターンのメールを送って結果を比較するやり方を指します。
たとえば以下のようなテストをしてみると、読者の隠れたニーズが見えてきます。
| エッセイ型：「実は、先週大きな失敗をしました…」のように、ストーリー性を感じさせる内容。 まとめ型：「【要約】今週の業界ニュースまとめ5選」のように、読むメリットや効率の良さをアピールした内容。 |
こうして効果測定を行って「開封率」や「クリック率」といった数字を比較することで、社内への報告でも「データに基づくとこっちが良いです！」と自信を持って提案できるようになります😊
まとめ
今回のアンケート調査では、情報の効率性よりも、書き手の人間味が伝わる「エッセイ型」が最も多くの支持を集める結果となりました！
AIや検索エンジンで「正解」がすぐに見つかる時代だからこそ、独自の視点や失敗談、担当者の体温が伝わるストーリーにこそ、読者は価値を感じています。
「誰から情報を得たいか」が重視される今、あなた自身の言葉で語ることは、他社には真似できない強力な武器になります✨
もちろん、ターゲット層が忙しいビジネスパーソンであれば、効率重視の「まとめ型」が喜ばれる場合もあります。
「自社の読者はどちらを求めているのか？」と迷ったときは、記事内でご紹介した「ABテスト」をぜひ試してみてください！
件名や構成を少し変えて反応を見ることで、正解が見えてくるはずです(`･ω･´)b
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この記事のライター
宇都宮凛奈
コンビーズの公式XとYouTubeショートを担当しているりんりんです！
こんびーちゃんとお仕事をしたりおやつを食べてます。
ライターとしてまだまだ修行中！
いろんなデザインを見たり、空と海の写真を撮るのが趣味。
この記事の監修
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