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メルマガ配信エラーの種類と今すぐできる対策!

メルマガが届かない配信エラーにお悩みですか?エラーを放置すると機会損失や信頼低下のリスクがあります!この記事では「宛先不明」「スパム判定」などエラー原因トップ3から具体的な対処法、リストクリーニングや送信ドメイン認証など未然に防ぐ事前対策まで徹底解説します!!

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せっかく企画し、時間をかけて作成したメルマガの「送信完了」のボタンを押したものの、エラー通知が返ってきたり、そもそも相手に届いているか分からなかったりして、不安に感じたことはありませんか?

「いくつかエラーがあるのは仕方ない」と配信エラーを軽視していると、知らないうちに大きなビジネスチャンスを逃しているかもしれません!!

さらに、エラーを放置し続けると、あなたの会社全体が「質の低い配信者」と見なされ、大切なお客様へのメールさえ届かなくなる危険性があるんです…!

この記事では、そんなメルマガ配信の「届かない」問題を解決するために、配信エラーの主な原因から、今日からすぐに実践できる具体的な対策までを網羅的に解説します。

なぜエラーが起きるのかを正しく理解し、適切な対処法を身につけることで、配信エラーを最小限に抑え、あなたのメルマガの効果を最大化させましょう!

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メルマガの配信エラーとは?

メルマガの配信エラーとは、送信したメールマガジンが何らかの理由で相手のメールサーバーに正常に届かない現象を指します。

このエラーには、エラーメール(エラーの発生を知らせるメール)が返ってくるケースと、通知が一切ないままメールが届かないケースの二種類が存在します。

エラーメールが届く場合、通常は「Mail Delivery Subsystem」や「MAILER-DAEMON」といった差出人から、エラーの原因が記載された英文の通知メールが届きます。

これは「バウンスメール」と呼ばれます。

英文で送られてくるため、一見すると「怪しいメール!迷惑メールフォルダに入れよう」と思ってしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください!(゚o゚;;

バウンスメールには、エラーの原因が書かれています!

エラーの対処に欠かせないものなので、必ずチェックしてくださいね。

逆にエラーメールが届かない場合は、たとえば受信者側のセキュリティ設定や迷惑メールフィルターによって、メルマガがブロックされたり、迷惑メールフォルダに振り分けられたりするケースが挙げられます。

バウンスメールについて詳しく解説した記事はこちら

配信エラーを放置するリスクとは!?

「配信エラーの対処をしたほうがいいと言われても、他の業務もあるし、そんな時間ないよ!

そう思う方も多いと思います。

ですが、配信エラーに気づいた後も放置してしまった時のリスクを一度聞いてください!

メルマガ配信において、配信エラーは残念ながら避けられない問題です。

しかし、エラーを放置してしまうと、気づかないうちに大きなリスクを抱え込むことになります。

たとえば機種変更や退職などで使われなくなったり削除された存在しないアドレスにメールを送り続けると、メールサービスを提供するプロバイダ(Gmailなど)から「質の低い配信者」と判断されてしまいます。

その結果、送信元としての信頼性が下がり、本来届くはずの他の大切なお客様へのメールまで、迷惑メールとして扱われたりブロックされたりする危険性が高まります。

またエラーに気づかず配信を続けていると、受信者の目に触れることなく、キャンペーンの案内や重要なお知らせが届きません。

これは、貴重なビジネスチャンスを気づかないうちに逃し続けているのと同じことです。

配信エラーは、単にメールが届かなかったという事実だけでなく、ビジネス全体にとっての「危険信号」のため、対処・対策が必要なんです!

配信エラーの原因!

一目でわかる一覧表

代表的な配信エラーの原因と詳しい解説、エラーメッセージをまとめました!

代表的な配信エラー

カテゴリ原因説明代表的なエラーメッセージ
アドレス存在しないメールアドレス宛先のメールアドレスが間違っている、または既に削除されている。User unknown、Invalid recipient
ドメインが無効宛先のメールアドレスの「@」以降(ドメイン)が存在しない。Host unknown、host not found
受信環境メールボックス容量オーバー相手のメールボックスがいっぱいで、新しいメールを受信できない。Mailbox full、Storage quota exceeded
受信拒否・フィルタリング相手が送信元のドメインやメールアドレスを指定して受信を拒否している。Message content rejected、Blocked
サーバーの一時的な障害相手のメールサーバーがメンテナンス中やアクセス集中などで一時的にダウンしている。Connection timed out、Host not found

よくある原因トップ3!!

ここでは、多くのウェブサイトで指摘されている

・原因の「頻出度」

・送信者としての評価に与える「影響の大きさ」

・「対策の緊急度」

総合的に評価し、ランキング形式で解説します!

どのエラーがなぜ重要なのか、その理由もあわせて見ていきましょう。

順位エラー原因
第1位無効なメールアドレス(退職や機種変更などで今はもう使っていない、登録時の入力ミスなどの理由で届かないアドレス)
第2位スパム判定によるブロック・受信拒否
第3位受信ボックスがいっぱい

参考文献:

メールの配信エラーの原因と対処法!エラーを減らす方法も解説 | BLOG | シナジーマーケティング株式会社

メールが届かない原因は?未受信時に確認すべき項目や対策方法を解説 | マネーフォワード クラウド

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メール配信エラーの原因とエラーメッセージの効率的な解決策を徹底解説!

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第3位:受信ボックスがいっぱい

このエラーは、次に紹介するスパム判定や無効なアドレスに比べて、送信元の評価を直接的に大きく下げるわけではありません。

それでも、メルマガ配信のたびに一定数発生することが多いため、エラー状況を把握する上で見過ごせない原因として3位に位置づけました。

第2位:スパム判定によるブロック・受信拒否

このエラーの怖いところは、単にその1通が届かないだけでなく、送信元であるサーバーのIPアドレスやドメイン自体の評価を著しく低下させてしまう点にあります!

一度評価が下がってしまうと、本来届くはずの他の見込み客へのメルマガまで届きにくくなるという、悪循環に陥る危険性があります。

メルマガ配信の根幹を揺るがしかねない深刻な影響を及ぼす可能性があるため、対策の緊急性が非常に高い問題として第2位としました。

第1位:無効なメールアドレス

メルマガ配信エラーの中で、最も頻繁に発生し、最も注意が必要なのが「無効なメールアドレス」への配信です。

これは、宛先のメールアドレスがそもそも存在しない、あるいは以前は使われていたものの、現在は使われなくなっている状態を指します。

具体的には、登録時の単純な入力ミス受信者の退職や転職スマートフォンの機種変更に伴うキャリアメールの変更などが原因として挙げられます。

このエラーを放置して配信を続けると、メールサーバーは「存在しない宛先に何度もメルマガを送りつけてくる怪しい送信者」と判断し、送信元の評価を大幅に引き下げてしまいます。

その結果、スパム判定を誘発し、全体の到達率が著しく悪化する原因にもなります。

メールリストは、時間の経過とともに自然と劣化していくものです。

ZeroBounceの調査によれば、メールリストは1年間で平均して約28%も無効になると言われています!

担当者の退職や部署異動は日常的に起こるため、思っている以上にアドレスの無効化は速いペースで進みます。

このように、発生頻度、送信元評価への影響、対策の緊急性のいずれにおいても最も重要度が高いため、この「無効なメールアドレス」がエラー原因の第1位となります。

配信エラーの対処法!

メール配信でエラーが起きると、原因の特定や対応に時間がかかってしまうことがあります。

しかし、エラーにはいくつかの決まったパターンがあり、それぞれ原因と対処法が異なります。

ここでは、代表的なエラーをカテゴリ別に整理し、どのように対応すればよいのかを一覧で紹介します。

この表を確認すれば、どのエラーに優先的に対応すべきかが一目でわかります!

一目でわかる一覧表

カテゴリ原因対処法
アドレス存在しないメールアドレス
ドメインが無効
【即時対応】

これらは回復不能な永続的な理由のエラーです。

IPレピュテーションの低下を防ぐため、直ちに配信リストから削除します。
受信環境メールボックス容量オーバー【経過観察】

一時的なエラーです。

多くの配信システムは自動で再送を試みます。
数回続けてエラーになる場合は、リストから削除を検討します。
受信拒否・フィルタリング【原則対応不要】

読者が意図的に拒否しています。

無理に配信はせず、別の機会にサイト上などでセーフリストへの追加をお願いする案内を出す程度に留めます。
サーバーの一時的な障害【対応不要】

一時的なエラーです。

相手サーバーが復旧すれば自動的に解決するため、送信者側での対応は基本的に不要です。

今すぐできる配信エラーへの事前対策!

「エラーが起こる前に対策できないの?」という疑問にこたえるため、今日から始められる具体的な事前対策を紹介します!

これらの対策を講じることで、エラーの発生率を格段に下げることが可能です。

「アドレス」「ドメイン」エラーへの事前対策

「User unknown(宛先不明)」や「Host unknown(ドメイン無効)」といったエラーは、そもそも存在しない、あるいは使われなくなったメールアドレスに送信してしまうことが主な原因です。

これを防ぐには、配信リストの「質」を高めることが最も重要になります。

・ダブルオプトインを導入する 

ダブルオプトインとは、メールアドレスを登録する際に、まず仮登録メールを送信し、そのメルマガ内にある本登録用のリンクをクリックしてもらうことで登録が完了する仕組みを指します。

これにより、入力ミスや他人のメールアドレスによるなりすまし登録を防ぎ、確実に本人が所有する有効なアドレスだけをリストに集められます。

・登録フォームにバリデーション(入力チェック)を導入する

また、登録フォームに「バリデーション(入力チェック)」機能を実装するのも効果的です。

これは、ユーザーがメールアドレスを入力した瞬間に「@が含まれていない」「.comが.cojpになっている」といった形式的な間違いをシステムが自動で検知し、その場で修正を促す機能です。

タイプミスによる無効なアドレスの登録を未然に防ぎます。

・定期的にリストをクリーニングする 

そして、最も大切なのが定期的な「リストクリーニング」です。

リストクリーニングとは、無効なアドレス、重複しているアドレス、長期間反応のない古いアドレスなどをリストから削除・更新する作業のことです。

大量のリストを運用している場合は、専用のクリーニングサービスを利用するのも一つの手です。

「User Unknown」といった宛先が存在しないことを示すエラーメッセージが返ってきたアドレスや「I couldn’t find any host named DNS Error」のようにDNSが見つからずドメインが間違っていることが明らかなアドレスは、削除対象としましょう。

「受信拒否・フィルタリング」への事前対策

メルマガが受信ボックスに届かず、迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう、あるいはブロックされてしまうのは、受信サーバーから「迷惑メールを送信する危険な相手」と判断されていることが原因かもしれません。

これを防ぐためには、送信者としての「信頼」を地道に構築していくことが不可欠です。

・送信ドメイン認証を設定する(SPF, DKIM, DMARC)

その第一歩となるのが「送信ドメイン認証」の設定です。

これは、送信者が正当な送り主であり、なりすましメールではないことを証明する、いわばインターネット上の身分証明書のようなものです。

具体的には「SPF」と「DKIM」という二つの設定が基本となります。

SPFは、メルマガが正当なサーバーから送られていることを証明する仕組みです。

一方、DKIMは、メルマガに電子署名を付与することで、送信中に内容が改ざんされていないことを証明します。

これらの設定を行うことで、受信サーバーからの信頼度が格段に向上し、メルマガが届きやすくなります。

・IPレピュテーションを適切に管理する

次に重要なのが「IPレピュテーション」の管理です。

IPレピュテーションとは、メルマガを送信するサーバーのIPアドレスが、どれだけ信頼されているかを示す評価スコアのことです。

この評価を高く保つために、特に新しいIPアドレスから配信を始める際は「IPウォームアップ」を行いましょう。

これは、最初は少ない通数から配信を始め、徐々に配信数を増やしていくことで、受信サーバーに安全な送信者だと認識してもらうための準備運動です。

また、購入したリストはエラー率が高く評価を下げる原因になるため絶対に使わず、自社で正当に集めた質の高いリストにのみ配信することを徹底してください。

・配信停止リンクを分かりやすく設置する

最後に、意外と見落としがちなのが「配信停止リンク」の分かりやすさです。

メルマガが不要になった読者が、配信停止の方法を簡単に見つけられないと、面倒になって「迷惑メールとして報告」ボタンを押してしまうことがあります。

この報告は、送信者の評価を大きく下げる要因となります。

メルマガのフッターなどに、誰でもすぐに見つけられる場所へ、はっきりと配信停止リンクを記載しましょう。

まとめ

この記事では、メルマガ配信で避けては通れない「配信エラー」について、その原因から具体的な対策までを解説しました。

配信エラーと真摯に向き合い、一つひとつ対策を積み重ねていくことが、読者との大切なつながりを守り、メルマガの効果を最大化するための最も確実な道筋です。

この記事を参考に、まずは自社の配信状況のチェックから始めてみてください!

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この記事のライター

宇都宮凛奈

コンビーズの公式XとYouTubeショートを担当しているりんりんです!
こんびーちゃんとお仕事をしたりおやつを食べてます。
ライターとしてまだまだ修行中!
いろんなデザインを見たり、空と海の写真を撮るのが趣味。

この記事の監修

川上サトシ

合同会社ぎあはーと 代表

Webマーケター。
ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

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