こんにちは!
株式会社コンビーズの川上あおいです。
大変お待たせいたしました!!
弊社の面白企画「メールde短歌」の結果発表日がついに、やって参りました。
この度なんと!!
533作品もの素敵なご応募をいただきました!!
誠にありがとうございます✨✨
審査員による特別賞もご用意いたしましたので、
今回ご参加くださった方々、
そしてこのメルマガの読者の皆さまもぜひぜひ!
ご一読くださいませm(_ _)m
それでは、お待たせいたしました!!
結果発表ですーーー!!!
優勝作品
| 宇宙からいつかメールが送れたら写メしてほしい月の裏側 (猫柳さんの作品) |
優勝された猫柳さまには、副賞としてAmazonギフト5,000円分を進呈させていただきます!
審査員のコメント
もはや現代人は、ただただ正面から殴られるように神秘を崇めるのではない。それを「理解し、所有し、共有したい」と、どこまでも畏れを知ることがない。利器を得たのである。
しかしながら、この歌において主人公は冷静だ。それは、あくまで叶わない願望。技術が進歩してもなお埋まらない距離、宇宙と人間…俯瞰すれば「他者と自己」をいずれも肯定しつつ、主人公の時間は静かに過ぎていく。まるで、二度と話せない誰かへ向けたメッセージのように。
きっと届きそうなのに、決して届かない存在に対しての愛を込めた諦めのような。そんな切なさを感じました。
あくまで私の勝手な感想です。申し訳ございません。
第一回の「メールde短歌」優勝、まことにおめでとうございます!
川上サトシ(マーケター・ライター)
優勝おめでとうございます!
宇宙から届くかもしれない一通のメールという発想がとても印象的で、読者の想像力を大きく刺激する一首でした✨
限られた言葉の中にロマンと遊び心が凝縮されており、月の裏側というモチーフが幻想的でした。
発想のユニークさはもちろん、リズム感も心地よく、読み手を一瞬で作品世界へと引き込む魅力を感じました。
宇都宮凛奈(ライター)
優勝、おめでとうございます!!
この句は、近未来を想像したものなのか、それとも死後の世界の住人へ向けたものなのか、様々な解釈が生まれます。
後者だとすれば、まるでかぐや姫の物語を想起させますね。このように、読み手の想像を豊かに膨らませてくれる点が素晴らしいです。
また、「月の裏側」という表現には、言いようのない切なさが感じられ、胸が締め付けられる思いがしました。
この度は、素敵な作品を当イベントへお寄せくださり、誠にありがとうございました✨
川上あおい(ライター)
準優勝
| あらどうも貴方のところのヤギさんが私のメールを食べてるようで? (青海波さんの作品) |
審査員のコメント
メールを送ったのに、返事がない。または、届かない。これは「存在の根源的な断絶」に等しい状態かもしれない。
しかしながら主人公はお洒落です。
「あらどうも」「貴方のところの」という丁寧で距離感のある言い回し。メールを手紙に見立てたことによる「ヤギさんが食べた」という古典的な表現。これらによって、断絶という不条理に皮肉を与えつつ、あくまで笑い飛ばしている。
可笑しいのに、どこか寂しい。軽いのに、鋭い。
その二重性こそが、この短歌の素敵なところかと思います。
勝手な感想で申し訳ございません。
とにかく、この主人公はカッコいい!と感じさせてくれた短歌でした。準優勝、おめでとうございます!
川上サトシ
審査員特別賞
| 問:以下の趣旨を読み取りひたすらに相手を想い返信をせよ (池田玲亜さんの作品) |
川上サトシわかるわー。と思った。とくに男性諸君は共感しやすいかもしれない。好きな人へのメールは、得てして難しいものである。そこにはきっと確実に正解があり(ないのかもしれないが)、その後の運命すべてが決まる(決まらないのかもしれないが)。この歌はあの、なんとも言えなかった独特の雰囲気をテストに見立てて表現している。お見事です!
| 爺様がにやけた顔で婆様にメールしている畑の中で (山口昭さんの作品) |



日本昔話のような世界観に、「メール」という現代的な要素が登場する、良い意味でのミスマッチ感が素晴らしいです。そして何より、爺様の何年経っても変わらない、婆様への一途な恋心が伝わってきて、とても心温まりました。この度は、素敵な作品をお寄せくださり、誠にありがとうございました✨
川上あおい
| 『天国と地獄』が鳴りて妻からのメール届きぬ「ネギ買って来て」 (海神 瑠珂(わだつみ るか)さんの作品) |



シュールな緊張感のある情景がとても面白い一首でした!日常の些細な出来事が重大なミッションのように描かれており、そのギャップがとてもツボに入りました☺️ 着メロも懐かしいですね。意外と題材として取り入れている方が少なかったので、その点でも印象に残りやすかったです。
【総括】140字作文コンテストの感想と開催の想い
「メールde短歌」へのご参加とご投票、まことにありがとうございました。
皆さまのおかげでついに、優勝作品が決定いたしました!
メールで応募して、メールで完結。
そんなアイディアを思いついたとき、「俺、天才。うほほい。」と思いましたが、
案外、それを「楽しんでもらう」形にすることは難しく。
手探りしながらの開催となりました。
そしてその結果、皆さんと一緒に、作り上げられたイベントになれたのではないかと思います。
素敵な作品が並ぶなか、選ぶことに苦労された方もいらっしゃるのではないかと思います。
けれどもその分、作品たちが、メルマガを受け取っている皆さまの心に残れたのではないでしょうか。
ほんの少しでも「そうだ!」と思っていただけたら、きっと成功なのです。
我々コンビーズが提唱する「伝えたい人のために、つくる」というコンセプトは、
決して企業や事業者の方だけのものではありません。
なにかを伝えたいという思いそのものを、伝えられる形に昇華する。
そのための祈りであり、具体的な手段をご提供できたのではないかと自負しております。
とはいえ、運用として改善したい点は見えました。
それを踏まえて、またこのイベントを第二回、という形で実施させていただきたく存じます。
また皆さまと楽しいイベントをつくれる日を、心待ちにしております。
第一回「メールde短歌」に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
企画委員長 川上サトシ
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イベント内容
“メール”で詠み、“メール”で届ける。
応募も審査もすべてメールで完結する、新しいかたちの短歌コンテストが始まります。
お題はその名の通り「メール」。
メールを題材にした五・七・五・七・七の世界を、あなたの言葉で紡いでください!
もちろん、短歌が初めての方も大大大歓迎です!!
最優秀作品には5,000円のAmazonギフトを差し上げます。
あなただけの作品を、
この機会に公開してみませんか?
ぜひ楽しんでいただけたら幸いです!
審査方法
本企画では、作品の応募から投票まで、すべてメール(応募フォーム)で行います。
応募作品は弊社メルマガで10作品ずつ配信し、読者と審査員の一票で勝者を決定。
審査はリーグ戦方式で進行し、最終的に「最も心に届いた一首」を選びます。
審査だけのご参加もOK。メルマガ登録であなたの一票を届けましょう。


※投票は匿名となります。
※ご応募数に応じて、配信する件数は変更となります。
※直近の配信をお受け取りいただくためにはその前日の朝までにご投稿、もしくはご登録をいただく必要がございます。
作品規定
テーマ:「メール」
形式:短歌
おひとり様、何点でもご応募が可能です。
ご応募方法
メール(応募フォーム)からの投稿
※今回のお受付は終了いたしました。沢山のご応募、まことにありがとうございました!
締切時期
2025年11月15日
ご応募お待ちしております!
ぜひ一緒に遊びましょう♪
よろしくお願いいたします☆彡
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主催:株式会社コンビーズ
企画委員長:川上サトシ(マーケター・ライター)
審査員:宇都宮凛奈(ライター)
審査員:川上あおい(ライター)

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